蝉(セミ/せみ)が脱皮して羽化(うか)するところ みーっけ!
先日(2022年7月28日 午後6時ごろ)、近くの公園で、息子とサッカーして遊んでいたところ、蝉(せみ/セミ)が脱皮して羽化(うか)するところを見つけました。
脱皮し終わった抜け殻はよく見ますが、私も息子も羽化する瞬間は始めてでした。
よく見ると、足が動かしながら、体を反るように殻から出てきます。
このあと、羽根を乾かして成虫になるようですが、そこまで見届けることなく帰宅しました。
調べると、蝉(セミ)は7月末~8月初旬の、18~19時ごろに羽化するそうで、ちょうどその期間内と時間帯でした。
脱皮して完全に羽化するまでは、2~3時間かかるそうです。
蝉(セミ)は、幼虫のときは土の中に7年(種類によって異なり、ツクツクボウシは1~2年、ヒグラシは3年程度、アブラゼミは3~4年、クマゼミは4~5年)過ごし、こうやって成虫になったら約1週間のうちに交尾、産卵して死んでしまう。そう思うとなんとも切ない気持ちになります。だから、オスは大きな声で鳴き、メスにアピールする(誘う)のだそうです。小さな声ではメスが寄ってこないそうで、自然界の厳しさを感じます。
あと、蝉(セミ)は蛹(さなぎ)になる昆虫かと思いましたが、そうではなく(蛹にならずに)、こうして脱皮して成虫になる「不完全変態」という成長をする昆虫だそうです。よく目にする抜け殻は、蛹(さなぎ)かと思っていましたが、そうではなかったのです。
【セミハンドブック】
日本のセミ全種(33種+解説4種)を調べられるハンディ図鑑。
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