ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)どくだみ草
梅雨入りのこの時期になると、いたる所に見るドクダミ。白い花びらに黄色い花を咲かす。開花期は5~7月頃。住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に湿気のある半日陰地を好む。私の自宅の裏にも、毎年この時期から、取っても取っても生えてくる。それもそのはず、地中に根っこが残ってればまたすぐ生えてくるからだ。すべて根っこごと引きぬくことなどほぼ不可能。除草剤もまくことはあるが、一度は枯れるものの、どこかに根っこが生きていれば、またすぐに生えてくる。いたちごっこだ。調べると、
ラウンドアップのようなグリホサート系の液状除草剤が効果的らしいので、今度試してみようと思う。
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生い茂るドクダミ |
ドクダミの名前の由来は、毒を矯む(どくをたむ/意味:毒を矯正する)=「毒矯み(どくだみ)」となったようです。ドクダミの強い匂いのもとになっている「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質には、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌(はくせんきん)などの細菌や、ある種のウイルスの活動を抑える力があると言われているそうです。他にも、止血や化膿止め、煎じてお茶として飲めば胃腸の働きを促進するなど、様々な効能があるようで、昔から「十薬(じゅうやく)」という別名もあるほどです。 (参考リンク:
草木図譜>ドクダミ)
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ドクダミの花 |
白い花弁(はなびら)のように見えるのは、実は花弁ではなく、総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官らしい。真ん中の黄色いところが、花弁のない小さな花の集合体だそうだ。匂いは結構きついが、よく見ると意外にかわいいドクダミの花♪ 今年は抜かずに生やしておこうかな(笑)
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