シェル・ジンジャー、ゲットウ(月桃)/ショウガ科 ハナミョウガ属
シェル・ジンジャー(Shell ginger)
花屋で購入したシェル・ジンジャー (C)NOB |
花の枝(茎)を切ると、ショウガやミョウガのような香りがするので、調べてみると、ショウガ科ハナミョウガ属のシェル・ジンジャー(別名「アルピニア/Alpinia」、日本名「ゲットウ/月桃」、沖縄名「サンニン」)という植物ということがわかった。熱帯から亜熱帯アジア、ハワイに分布し、日本では沖縄県、九州南部に生息分布する南国の植物らしい。
やはり、香りが強いだけあって、殺菌・防虫効果・消臭効果があるようで、ゴキブリやダニが近づかなくなったり、生ゴミの近くに置くと子バエの発生も減るそうだ。また、葉からとった油はアロマオイルや香料としても使用されるらしい。
沖縄では、この葉っぱで餅を包んだ、「オニムーチー(鬼餅)」という家庭料理があり、毎年お正月などに食べるようです。そして、葉っぱは「ムーチーガーサー」と呼ばれているようです。
ハワイでみつけたシェル・ジンジャー (C)NOB |
■参考リンク:ウィキペディア>ゲットウ(月桃)
ウィキペディアによると、
”八丈島では「ソウカ」、小笠原では「ハナソウカ」とも呼ばれる。”
”種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用。または茶として飲用する。”
とのこと。
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